トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

FASHION

紙を再利用した江戸小紋の粋なデザイン。「TSUMUGI」がTシャツやあずま袋などを発売

このエントリーをはてなブックマークに追加


企業連携プラットフォームのアップサイクルは、使用後の紙資源や間伐材を紙糸にアップサイクルするプロジェクト「TSUMUGI」において、東京都の伝統工芸であり、室町時代にルーツがあると言われる「江戸小紋」とコラボレーションした「アップサイクル江戸小紋」製品を、7月10日(金)より販売開始した。

室町時代にルーツを持つ「江戸小紋」


江戸小紋のルーツは室町時代にさかのぼる。当初は鎧の革所や家紋などに用いられていた。

武具の日常着など、衣服に染められるようになったのは室町後期と推定されており、技術的に発達し広く普及したのは江戸時代はじめ、武士の礼装である裃の染が行われるようになってからだ。

やがて江戸時代中期の町人文化の発達とともに、小紋は身分や時代を超えて一般の人々に愛されるようになり、今日に至っている。



今回は、アップサイクルが推進するプロジェクト「TSUMUGI」と江戸小紋とのコラボレーションが実現した。


使用後の紙資源や未利用の間伐材から織られた紙糸の生地に、廣瀬染工場四代目の廣瀬雄一氏が型紙を用いて染色。遠目には無地に見え、近づくと柄が見える江戸小紋の極小の美の世界を繊細に描いている。

販売商品ラインナップ


あずま袋は、鮫小紋、


鮫小紋 廣瀬染工場オリジナル、


花火の3種を展開し、価格はシングル22,000円(税込)・ダブル44,000円(税込)。サイズは横52cm×縦49cmで、組成は絹75%・分類外繊維(和紙)25%となっている。



ネクタイは、鮫小紋の赤と、青を展開し、価格は25,000円(税込)。組成は分類外繊維(和紙)100%となっている。



帯はサイズ38cm×6mで250,000円(税込)。組成は絹75%・分類外繊維(和紙)25%だ。


Tシャツは鮫小紋(赤)、


鮫小紋(青)、


鮫小紋(オリジナル)、


鮫小紋(花火)。

素材は綿70%・分類外繊維(和紙)30%で、鮫小紋赤・青のポケットは分類外繊維(和紙)100%、鮫小紋オリジナル・花火のポケットは絹75%・分類外繊維(和紙)25%。S・M・L・XL・3Lのサイズ展開で、価格は10,000円(税込)。いずれも原産国は日本だ。

販売は、会津若松市内の直営店舗「会津型染織TSUMUGI」およびTSUMUGI ECサイトにて行っている。

廃紙・間伐材を紙糸に生まれ変わらせる


プロジェクト「TSUMUGI」を推進するアップサイクルは、“現代および将来の世代のために持続可能な社会の実現”を掲げ、日清紡グループのニッシントーア・岩尾・ネスレ日本をはじめとする50の企業や団体(2026年7月時点)で組織されている。

「TSUMUGI」は、使用後の紙資源や未利用の間伐材を紙糸に生まれ変わらせる取り組み。紙糸は、天然繊維ならではの柔らかさと軽量性・吸放湿性が特徴で、まるで自然の中にいるようなやさしい肌触りを感じることができる。

Made in Japanならではの技術が詰まったしっかりとした縫製で、長く愛用してもらえるよう製作している。「TSUMUGI」という名前には、人々と地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴として手に取ってもらいたいという想いが込められている。

これまでにアップサイクル加賀友禅手ぬぐい(第1弾)、アップサイクル水引(第2弾)、アップサイクル彩ひな(第3弾)、アップサイクル石見神楽コースター(第4弾)、アップサイクル会津型(第5弾)、アップサイクル京友禅金彩Tシャツ(第6弾)、アップサイクル大島紬(第7弾)、アップサイクル琉球紅型(第8弾)、アップサイクル二風谷アイヌ(第9弾)と展開してきており、今回の江戸小紋は第10弾となる。


なお、TSUMUGI ECサイトでは「TSUMUGI」商品の販売やイベント情報等を発信するほか、新規コラボレーションの問い合わせも受け付けている。

室町時代から受け継がれてきた江戸小紋の極小の美と、廃紙・間伐材から生まれた紙糸が出会い、次世代へつなぐ新たなプロダクトに、注目してみては。

■会津型染織TSUMUGI
住所:福島県会津若松市七日町9-2
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜・火曜

TSUMUGI ECサイト:https://tsumugi-upcycle.com
アップサイクル公式サイト:https://upcycle.or.jp

(丸本チャ子)

最新情報をXで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事